そう思っていた自分が今でも怖い。
誰かしら力を貸してくれるんじゃないのか?
親が力を貸してくれるんじゃないか?
借金の返済を待ってくれるんじゃないか?
そんな風に甘い考えを持っていた自分が怖い。
いや、また借金を滞納したとしてもそんな考えになってしまいそうだ。
今回、滞納生活がとりあえず終わったのは母のおかげであり、偶然助かっただけだ。
滅多にないことだし、もちろん2度目は無い。
それでも甘い考えになってしまうんだろう。
いつもそうだった。
携帯ゲームへの課金、ギャンブル、彼女とのデートだって「次に〇〇円稼ぐから大丈夫!!」なんて思いながらお金を使っているといつの間にか稼いだお金よりも支払い金額の方が増えて借金を返すのに手一杯になる。
その繰り返しだ。
何回同じ事をするのだろう。
何回失敗すれば気が済むのだろう。
自分が嫌になる。
子供の頃からずっと同じで我慢することができない。
それを直さない限り、借金を返してもそれと隣り合わせの人生にしかならない気がする。
僕が人生を上手く、安定して生きていくには今のところ2パターンあると思う。
1つ目はお金持ちになることだ。
自分のお金に対して考えの甘さから生じてしまう金額よりも僕がお金を稼げるようになれば、僕の財布が爆発することはなくなる...はず。
2つ目はさっきも言ったのだけれど、自分の悪い部分を直すことだ。
1つ目よりは簡単そうに思うのだけれど、実はこっちの方が難しいのかもしれない。25年も生きてきて未だに直らないのだから、直そうと思って直るものじゃない気がする。
情けない話、こんな状況なのにまだ携帯ゲームに課金したいなーと思ったりしてしまっている自分がいる。そんな自分が嫌になる。
借金を滞納してクレジットカードが全て使えなくなったことやカードローン、携帯のまとめて支払いが使えなくなったことはほんと良かったのかもしれない。
借金をしても滞納しても返そうと思えば努力や周りの力を借りることができればどうにでもなるのかもしれない。
ただ、借金を終わらせた後が1番大変なのかもしれない。