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【ゆとり世代】僕が新卒で入社してから仕事を辞めるまでの1年10ヶ月

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 23歳。入社してから1ヶ月。 

 ーー青空ってあんなに綺麗なのに、なぜ社会ってこんなに汚いの??

 会社に入社して初めて感じた違和感だった。

  よく、「辞めたくても3年間は辞めるな!」と言われる中で僕がーーいわゆる新卒3年以内離職者ーー退職するまでの経緯をまとめました。

 この経験がどなたかの参考になれば幸いです。

 

初めは会社の事を何もわからない。

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 僕の入社した企業は、中小企業で従業員が15人以下の精密板金。あまり知られていない会社だったけれど、業績がここ数年、右肩上がりで調子の良い会社だった。

 内定を貰ったけれど、心配だったのでネットでどんな会社なのかを調べてみた。案の定、あまり知られていないので情報を何も得る事ができなかった。情報を得られなかった事に関しては残念だったけれど、「他の人の意見を見たところで結局は自分の感じ方次第だからいっか!!」と納得することにしました。 

 研修として入社2ヶ月前からアルバイトとして働くことになった。仕事は聞いても何も教えてもらえず、周りを見て覚えるのに必死だった。ーー今思う、何も教えてもらえないっておかしいでしょ!!

 そのほかにもおかしな部分はあった。しかし今さら就職活動をする気にもならなかったので、研修が終わってそのまま入社してしまった。

 

そして社畜になった

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 仕事に慣れてきたころ、「あれ?なんでこんなに人の悪口が飛び交っているんだ?」と疑問を持つようになった。決めたターゲットに嫌がらせをしている僕の上司である部長がいた。部長の行為を社長が「部下にすべて任せている」と言って了承してしまっているから、余計に部長の行動がエスカレートしている。

 社長がとても腹黒かった。「金は払ってやっているんだから死なない程度に残業しろ」、「社員は俺の兵隊だ」、「仕事は体を壊しながらやるものだ」と言っている場面がよくあった。

 残業をするほどの仕事が無いのにもかかわらず、無駄に残業をする。残業を長くやっている人ほど頑張っているという。つまり、仕事を早く終わらせて1日のノルマを終わらせたとしても帰れない。

 

 これが会社の現状だった。

 

 会社はそういうものだと思ったので、特に気にすることは無かった。ーー『新卒』という貴重なパスポートを使って、この会社に入社してしまった現実を受け入れられなかっただけなのかもしれない。

  

この会社で働くことにやる気が無くなった

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 働き始めて1年経っていた、仕事もできるようになって、物事をたくさん考えられるようになった。マイナス利益の大量注文が増え、それに比例して残業も増える。ーー果たして自分の働きは会社にとってプラスになっているの?残業をする分、人件費にお金を取られるから結果的にはマイナスになっていると思うんだけれど、これってもしかして・・・

 「時間の無駄使いなんじゃないの?」と思い始め、そのままやる気を無くした。お金をもらえるからといって、無駄な時間にするために自分の時間を売りたくなかった。それから仕事に対してやる気を無くすのは早かった。

 遅刻しまくる、急に休む、部長を無視、社長を無視、残業はしない、やる気を無くしてからは酷い行動ばかりしていた。それでも賞与の時は、真面目に働いていた同期と同じ金額を貰っていた。こんな態度で働いているのに、真面目な人と同じ賞与に設定していることに対して、もっとやる気を無くした。ーー僕の態度を見ているのなら賞与に差があってもいいはず、この社長は人をまったく見ていない。

 これだけ酷い態度をとっていれば、【クビ】になってもいいはずだと思いますよね?ならないんです。僕達、新卒の扱いは『客寄せパンダ』なのだから。

 僕が会社に誘ったもう1人の同期、この2人が会社で初めて入社した大卒だった。大卒が2人入社したことで周りに自慢をしていたらしい。それまでは無かった大学との交流が始まったり、周りからの評価は上がったりと『大卒』が会社にいるだけで客寄せになっていた。 

 僕達は社長の自慢の『コレクション』になっていたんです。

  「今の部署を変えてくれなければ辞める」っていうわがままを社長が聞いてくれるわけですよね。

 会社の業績が落ち込んでいる時は「みんなで力を合わせて頑張ろう!!」ってなりますよね?そんな中、会社の先陣を切って行動を起こすはずの社長が、先陣を切って口を開けて寝ているんですよ?やる気を無くしますよね。

 

もともと嫌いな職種だった 

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 一番やりたくないと思っていた仕事は「もの作り」だった。 しかし、考えが変わった。ーー手に職を付けておけば、何かあった時にどこでも働くことができる。それなら苦手だけれど、初めにもの作りの仕事をしようと思った。 

 このことがきっかけで文系の大学に通っていたのにも関わらず、「もの作り」の会社に面接を受けに行った。結果は『こんなところでよければ来なよ~合格ね!』と言われた。僕の就職活動の終わった瞬間でした。

 そして、配属部署が『溶接』になった。もの作りの中でも1番やりたくなかった。つまり、思いつく職種の中で自分が1番やりたくない職種でお金を稼ぐことになってしまった。とても強い紫外線を浴びることで、肌がボロボロ、目を火傷、肌を火傷、指を切ったりと怪我や病気の確立が、圧倒的に高くなるから絶対にやりたくなかった。

 1度目の面接では、他の作業をする事になっていたけれど、2度目の面接以降は『どうしても溶接をやりたい人』になっていた。 この急展開についていくことができなかったのと、まだ入社すらしていない状況だったので文句も言えず「わかりました」の一言で僕は入社後、溶接工になった。『工場=機械を操作する』という考えだった僕には、もの作りの中でも1番やりたくない仕事をすることになるとは、予想することができなかった。

 

この会社で働くメリットを考えた

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 「ない」

 

 1年10ヶ月働いたけれど、他の会社に入社して生かせるスキルを何も学んでいない。言葉使い、電話対応、マナーは会社で何一つ教えてもらうことがなかった。社会人になったけれど、正直、今の就活生の方が勝っていると思う。この会社には社会人として成長できる機会が無い。

 お金に関してもメリットがない。残業をしているから、多く貰っていると勘違いしていたが、残業をしないと低かった。10年間働いて、業績TOPレベルで貢献している人でも基本給が25万弱だった。長く働いても給料に期待できない。

 有給休暇を自由に使用できることがメリットだと思っていた。しかし、裏で有給休暇を使った人のことを「休みやがって、あの給料泥棒」と社長が言っている事を知ったのでメリットに感じなくなった。

 考えれば考えるほどデメリットしか見当たらなかった。そして、この会社にいる理由が無くなった。

 

どう選択するべきか

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 この会社にいるメリットがない以上、『退職』をする考えになった。しかし、「辞めたくても3年間は辞めるな!」という世間の言葉に心配をしたーー3年以内に辞めたら、転職に不利になるのではないかと。それ以外にも、借金、車のローン、奨学金、家賃など支払わなければいけないお金がたくさんある。簡単に選択をすることができなかった。

 転職が不利になるのはどうにかなるのかもしれない。お金に関しては働かなければどうにもならない。貯金もあるわけじゃない。『退職』をすることは決めたけれど、いつ辞めるかが問題だった。

 辞める半年前から、指を縫う怪我をしたり、死にかけたり、腰を痛めたり、歯医者の世話になったりと立て続けに休む機会があったので、体を休ませながらゆっくりと考えることができた。

 

 「お金の稼ぎ方はたくさんある」

 

  会社に勤めてお金を貰うことがすべてじゃないと、気が付いた。お金が必要なのは『今』、固定給よりも自分の頑張りでいくらでもお金を増やせる機会が欲しいと思った。 会社の固定給では足りないんです。

 

仕事を辞めました

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 今年の2月末に退職届を社長に提出して、その日に辞めました。

 辞めたいと思った理由を整理すると3つ

 ひとつ目は、『将来性が無い』

 健康に関して不安、成長できる要素がない、ただ時間を無駄にして過ごしていくだけになる。

 ふたつ目は、『やる気が無い』

 「頑張ろう」って時に口を開けて寝ている社長の会社を「助けたい」、「貢献したい」なんて思えない。

 みっつ目は、『家族を大切にできる環境じゃない』

 将来、自分が家族を持ったときに家族を大切にできる環境じゃないこと。ーー家族に時間を使えない。

 

 ある企業の話で『仕事の選び方』を聞きました。

 

 「将来、自分がどんな風になっていたいのかを考える。そして、それを叶える事ができる仕事を探す。」

 

 この会社で頑張っても、僕のやりたいことは絶対に叶わないんです。無駄に時間を過ごしても勿体ないだけなので、すぐに退職しました。

 退職の話をした時には、こんな会社を辞めてよかったと思えるほど嫌みをたくさん言ってきました。そのおかげですっきりと会社を辞めることができました。

 

 以上!新卒だった僕が1年10ヶ月で会社を辞めた話でした!

 

 

 ちなみに、会社を辞めたら変な噂を流されました。

www.irukasan.com

 

無理をして続けるよりは辞めた方がいい

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  3年以内に会社を辞める人は、今でも「根性が無い」、「甘い」、「努力が足りない」と今でも言われるかと思います。2年以内に辞めた僕なんてもっと言われてしまうかもしれません。ーー特に借金がある状態で辞めているのでーーそうやって思われるよりも辞めることにメリットがあるから辞めた。それだけで何も後悔はしていません。

 少数派の行動をすると常につきまとうのが『世間からの批判』です。日本ではこれが当たり前なので、覚悟するしかないです。

 辞めてすぐに「転職先が見つかるのか?」と聞かれたら、「見つかる!!」とは言えません。辞めることにも大きなリスクがあります。なので、会社を辞めてしまう事を勧めることはできません。しかし、自分の大切な時間を売ってまで身体を壊したり、心を壊したりするのであれば、それこそお勧めすることができません。

 

 辞めるのも辞めないのも自分自身が決めることです。

 

 ただ、忘れないでください。

 

 自分の事を心配してくれる人がいることを。

 

 

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