試合後
「男としては辛い判断でした」
と錦織選手は言いました。
全仏2回戦
錦織選手はアンドレイ・クズネツォフ選手のスピードボールに対応しきれず序盤試合の流れを掴まれていました。
しかし、試合途中でリズムを変えるべくまともに打ち合わないこと作戦に変更し、見事それが成功し、
クズネツォフ選手との試合に勝利し、全仏第三回戦に進んだ。
「男としては辛い判断だった」
つまり、テニスが好きだからこそ打ち合った上で勝ちたかったのだと思う。
しかし、錦織選手にとってはテニスが仕事、勝たなくてはいけない。
なので、勝つための100パーセントの戦術を使った。
僕もテニスするのが好きなので、試合には真っ向から勝負して勝ちたいって思います。
勝つことが仕事じゃないから、そういう風にできることなんだと思います。
テニス以外にも、
好きなことだけど、それを仕事にすると何かしらの気持ちをグッと我慢していないといけない場面はたくさんあるんだと思います。
それが世間でいう、好きと仕事の違いなんだと錦織選手の言葉を聞いて改めて思いました。