小学生の頃に所属していた少年野球団で野球をしていた頃、ほぼ1年間試合で1打席も出塁出来なかったことはなかった時期があった。
そうなる前は練習をたくさんして試合に挑んでいたんだけれど、結果は全然ダメ。
内野フライのオンパレードで「努力はウソをつく」という言葉が僕の辞書に加わった。
それから自主練をしなくなった結果...冒頭で話したとおり、ものすごい調子が良くなった。
そんな時期に初対戦のチームと試合をすることになり、それが自分の価値観を変える出来事にもなった。
その結果は3打数無安打3三振だった。
ボールにバットを当てることすらできず、ただバッターボックスで9回素振りをしただけの試合だった。
「練習をしなくても打てる」
そう思っていたからこの結果に関して余計にショックを受けたのかもしれない。
この時に僕自身思った。
「僕のは努力をしないといけない人間なんだ」
それからは、何かを始めるたびに努力を今までしてきたけれど、ものすごい結果を生み出す事が出来たりしたわけではない。
しかし、未経験でテニス部に入部して最下位の番手から一番手になれたり未経験の技術職で上司にパワハラを受けながらも「必要な存在」と思わせることも出来た。
そして今も未経験で良くわからない仕事をしているが、努力で仕事を上手く簡易化させてスムーズに作業が出来るくらいにもなった。
少年野球をしていた時にぶつかった壁が無ければ今もきっと努力なんて何もしていなかったかもしれない。
壁にぶつかれば努力で乗り越えていくことを自分の中ではゴリ押しスタイルだと勝手に思っている。
これはあくまで持論だけれど、社会に出て働き始めるとわけのわからないことばかりなのに何も教えてくれない環境に当たってしまうこともある。
しかし、自分から人より学んだり予習したり努力を惜しみなくすることで壁を乗り超えていくきっかけにすることが出来ると僕は思う。